目次
足場材の数量計算は、外壁の長さと軒の高さを入れて、足場の製品と手すり・幅木の組み方を選ぶだけで終わります。面ごとのスパンの割付図と立面図、支柱・布材・踏板などの部材表、合計の重さとトラックの組み合わせ、架面積まで一度に出します。このページでは、ツールの使い方と、くさび式足場のA型・B型の違い、割付・高さ・部材の数え方、重さとトラックの台数、架面積の出し方、メーカー公開の部材の重さの早見表をまとめています。
使い方
1. 建物の形と寸法を入れる
建物を上から見た形を、長方形・L字・コの字・凸型・クランク・台形・隅切りの絵から選びます。L字・コの字・凸型などは、欠けている角や開いている側も選びます。図に出る番号の面の長さを、外壁の外側の角から角まで入れると、残りの面は自動で出します。軒の高さ(地面から軒先まで)と軒の出を入れ、屋根の形を絵から選びます(寄棟・切妻・片流れ・陸屋根・入母屋・方形)。切妻と片流れは、勾配(寸)と、棟の向き・高い側も選びます。下屋(1階だけの屋根)がある建物は、下屋がある面と下屋の出を入れます。
現場で寸法を書き込む「現場記入シート(PDF)」を、形ごとにダウンロードできます(登録なし・回数に数えません)。図の番号の面の長さ・高さ・屋根の形・下屋・面ごとの足場を書く欄があり、シートのQRコードからその形を選んだ状態のツールを開けます。
2. 足場の製品と組み方を選ぶ
B型(ビケ足場・ビルダーアルファ)かA型(ヘイワビルダー・シンワキャッチャーA)の製品を選び、梁間(内側と外側の支柱の間)、1スパンの踏板、離れ(外壁から内側の支柱まで)を選びます。見本の図の番号の面ごとに、本足場・一側・掛けないを選べます。
3. 手すり・幅木・階段などを選ぶ
外側の手すり(1段・2段・先行手すり)、内側の手すり(なし・1段・2段)、軒の上の手すり(なし・1段・2段)、斜材、幅木(鋼製・木製・なし)、根がらみ、敷盤、メッシュシート、階段、余裕(なし・5%・10%)を、ボタンで選びます。
4. 所有トラックを入れる
「+2t車」「+3t車」などで所有トラックを足し、最大積載量(車検証の値)と台数を入れます。2t車が1台・3t車が1台のように、種類の違うトラックを組み合わせて運ぶ計算ができます。
5. 計算して、割付図と部材表を確かめる
「計算する」を押すと、平面の割付図、面ごとのスパン、立面図と作業床の高さ、支柱の継ぎ方、部材表、合計の重さ、トラックの組み合わせ、架面積が出ます。結果は印刷やPDFにでき、結果のリンクから開き直せます。同じ日に、建物の寸法を変えずに足場の条件だけ変えて計算し直すのは、回数に数えません。
図面・写真から読み取る(本登録の会社)
SITE BOARD を本登録(ご契約)いただいている会社の方は、建物の平面図・立面図・写真・現地調査の手書きのメモをアップロードすると、AIが外形・外壁の寸法・軒の高さ・軒の出・屋根の形と勾配を読み取り、入力欄に入れます。読めなかった寸法は推測で埋めずに赤枠で残すので、図面と見比べて入れてから計算してください。回数は読み取りが終わったときに1回と数え、読み取った建物での計算はその1回に含みます。AIポイントは使いません。
割付を直す
出窓・開口・隣の建物に合わせてスパンを入れ替えるときは、結果の「面ごとの割付」で面の「直す」を押し、スパンを押して長さを選びます(足す・消すこともできます)。外壁に合わせた長さとの差が出るので、確かめてから「直した割付で計算する」を押してください。同じ建物のまま計算し直すので、回数は使いません。
自社の部材を設定する・積み込み表を出す(会員)
SITE BOARD の会員は、会社ごとに「自社の部材」を設定できます。持っていない布材・支柱の長さを外すと割付と支柱の継ぎ方に使わず、部材の重さを自社の値にすると重さとトラックの計算に使います(公開値が無い部材の重さも入れられます)。よく使う足場の条件を保存しておくと、ツールを開いたときに入ります。トラックの組み合わせごとに、1台ずつ積む部材を重い順に並べた積み込み表(PDF)も出せます。
結果を保存して、積算に取り込む(会員)
SITE BOARD の会員は、計算結果を「保存する」で会社の結果として残せます。作業員アカウントで保存した結果も、同じ会社の事務所の方が開けます。「積算に取り込む」を押すと、積算の新規作成画面が、見出し「仮設足場工事」と、架け払い(㎡・労務費)・メッシュシート(㎡)・階段(か所)・運搬(台・経費)の明細と数量の出し方が入った状態で開きます。「部材ごとの行も入れる」にチェックすると、部材表の数も材料費の行で入ります。積算から見積書・請負契約書・請求書までの流れは小さな工務店向けの使い方をご覧ください。
くさび式足場のA型とB型の違い
住宅で使われるくさび式足場(くさび緊結式足場)には、支柱のコマ(くさびを打ち込む緊結部)の間隔が違う2つの系統があり、業界ではA型・B型と呼ばれています。部材の互換はありません。
| 型 | コマの間隔 | 1層の高さ | このツールで選べる製品 |
|---|---|---|---|
| A型 | 450mm | 1,800mm | ヘイワビルダー(平和技研)・シンワキャッチャーA(信和) |
| B型 | 475mm | 1,900mm | ビケ足場(ダイサン)・ビルダーアルファ(平和技研) |
A型・B型は仮設工業会の区分ではなく、業界の呼び名です。どちらも住宅用は、布材(手すり)の長さが1,800・1,500・1,200・900・600mmのメートル系です。
平面の割付の考え方
本足場は、外壁から「離れ」の位置に内側の支柱を、そこから「梁間」外に外側の支柱を立て、建物をぐるりと囲む2つの輪にします。支柱の間隔(スパン)は、法令で桁行1.85m以下・梁間1.5m以下と決まっています(労働安全衛生規則 第571条)。
- 面ごとの長さ:出隅の端は外壁の端から離れのぶん延ばし、入隅の端は隣の面の足場の手前で止めます。
- スパンの組み合わせ:1,800を多く使い、合計が面の長さ以上でいちばん近い組み合わせにします。外壁より長くなった分は、出隅の側へ延ばします。
- 角の区画:隣り合う2つの面がどちらも本足場なら、角に梁間×梁間の区画ができます。出隅では外側に支柱が3本・内側に1本、入隅では内側に3本・外側に1本立ちます。区画には踏板と腕木を足します。
- 直角でない角(台形・隅切り):2つの面の内側の支柱の線がぶつかる所まで延ばして角の支柱を共有し、外側の支柱の間を、その長さ以上の布材の手すり・幅木でつなぎます(角の区画の組み方は現場の納まりで変わる概算です)。
たとえば外壁 10,000×7,000mm・離れ250・梁間600なら、横の面は 1,800×5+1,500、縦の面は 1,800×3+1,500+600 に割り付け、支柱は52本(内側22本・外側30本)になります。
高さの決め方
- 最上段の作業床:軒の1,800mm下に置き、1層(A型1,800・B型1,900)ずつ下げます。
- ジャッキ:コマの位置に合わせる端数をジャッキで取ります。上げ幅の上限(初期値400mm)を超える分は、作業床を下げます。
- 支柱の高さ:最上段の作業床に手すりを付けられる高さ(2コマ上)まで。軒の上の手すりを選ぶと、軒先から約900mm上まで伸ばします(技術基準「上端の桟の位置は軒先から概ね90cm以上」)。長い支柱から継ぎます。
- 切妻・片流れ:切妻の妻側は、支柱を屋根の勾配なりに伸ばし、三角の部分は手すりだけを足します。片流れは、屋根の高い側に合わせて作業床を上に足します。
見本の建物(軒高5,800・B型)では、ジャッキの上げ幅200mm、作業床は2,100mm・4,000mmの2段になります。
下屋がある建物
2階建てで1階の一部だけに屋根がある所(下屋)は、面ごとに「その面の外壁から2階の外壁まで」の長さ(下屋の出)で入れます。下屋の面を下屋の出のぶん内へ寄せた線が、2階の外壁になります。
- 下屋の面:地上の足場は、下屋の軒の高さまで。作業床は、ほかの面と同じ高さの段にそろえます(少なくとも1段。下屋の軒が低く、作業床が軒に当たりそうなときは注意を出します)。軒の上の手すりは下屋の軒先から約900mm上までです。
- 下屋の横の面(妻側):下屋の上の足場とつなぐため、2階の軒の高さまで立ち上げます(作業床の段・支柱の高さは、隣の2階の外壁の面と同じ)。
- 下屋の奥の2階の外壁:「下屋の上に組む」を選ぶと、下屋の屋根の上に足場を組んで別に数えます。下屋の出に本足場(離れ+梁間)が収まれば本足場、収まらなければ一側足場です。作業床は地上の足場と同じ高さの段のうち屋根から上がった所から上で、支柱は屋根の上から立てます(支柱の受けは勾配・屋根材で変わるので数だけ出します)。両端には端部の手すりを付けます。
- 地上から2階まで組む:下屋の出が小さいときは、下屋の面の足場を地上から2階の軒まで立ち上げる数え方も選べます。
部材の数え方
| 部材 | 数える単位 |
|---|---|
| 支柱・ジャッキ・敷盤 | 支柱の位置(支柱は継ぐ本数ぶん) |
| 腕木(ブラケット) | 支柱の位置 × 作業床の段(角の区画は1つ足す) |
| 踏板 | スパン × 作業床の段 × 1スパンの枚数 |
| 外側の手すり・中桟 | 外側のスパン × 作業床の段 × 段数(1段・2段) |
| 先行手すり | 外側のスパン × 作業床の段(手すり・中桟・斜材の代わり) |
| 内側の手すり | 内側のスパン × 作業床の段 × 段数 |
| 斜材 | 外側のスパン × 層(高さが半分の斜材は2本) |
| 幅木 | 外側のスパン × 作業床の段(木製は長さの合計 m) |
| 根がらみ | 梁間:支柱の位置 / 桁行:内側と外側のスパン |
| 壁つなぎ(目安) | 垂直5.0m(一側3.6m)・水平5.5m以下の間隔で置いたときの数 |
作業床の幅は40cm以上(一側は24〜50cm)、手すりは85cm以上に中桟35〜50cm、幅木は10cm以上です(労働安全衛生規則 第563条)。
重さとトラックの台数
部材の数に、メーカーが公開している1本・1枚あたりの重さを掛けて合計します。公開値が見つからない部材は数だけ出し、重さの合計に入れていないことを表示します。木製の幅木は公開値が無いため、1mあたりの重さを入れると合計に入ります。
合計の重さ = Σ(部材の数 × 1つの重さ)
トラックは、所有トラックの種類ごとの最大積載量と台数から、合計の重さを1回で運べる組み合わせを、台数が少ない順・余りが少ない順に出します。積む割合(100%・90%・80%)を選ぶと、最大積載量にその割合を掛けた重さまで積むとみなします。
見本の建物(B型 ビケ足場・手すり2段・内側1段・幅木・根がらみ・階段1か所)では、合計の重さは約3,260kgです。
架面積の出し方
足場の数量(架面積)の数え方は、会社や元請によって違います。このツールでは次の3つから選べ、結果に式を出します。
- 国交省の数え方(公共建築数量積算基準):足場の中心を外壁から1.0m(一側は0.5m)の位置とみなし、水平の長さ × 高さ。直角の建物なら水平の長さは「外周+8m」です。
- 足場の外側の線:割り付けた足場の外側の線の長さ × 支柱の高さ。
- 自社の数え方:(外周+○m)×(軒の高さ+○m)の○を入れます。
見本の建物を国交省の数え方で出すと、水平の長さ 42.0m × 高さ 5.8m = 243.6㎡ です。
部材の重さ早見表
このツールで使っている、メーカーが公開している部材の重さです(2026年9月19日確認。出典は表の下)。
B型 ビケ足場(ダイサン)
| 長さ | 手すり(布材) | 踏板 403幅 | 踏板 240幅 | 先行手すり | 幅木 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,800 | 4.3kg | 12.3kg | 9kg | 6.9kg | 4.3kg |
| 1,500 | 3.6kg | 11kg | 7.8kg | 6.2kg | 3.6kg |
| 1,200 | 3kg | 7.8kg | 5.6kg | 5.3kg | 3kg |
| 900 | 2.3kg | 6.3kg | 4.5kg | 4.3kg | 2.4kg |
| 600 | 1.7kg | 4.5kg | 2.9kg | 4kg | 1.8kg |
支柱:3,800mm 14kg・1,900mm 7.1kg・950mm 3.8kg・475mm 2.2kg。 ジャッキベース PJB-6:2.3kg。 出典: ダイサン 仮設機材総合カタログ2024(ビケ足場の部材・組立基準の仕様例)
B型 ビルダーアルファ(平和技研)
| 長さ | 手すり(布材) | 踏板 400幅 | 踏板 240幅 | 先行手すり | 幅木 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,800 | 4.6kg | 12.1kg | 8.8kg | 7.4kg | 5.8kg |
| 1,500 | 3.9kg | 10.9kg | 8kg | 6.3kg | 4.8kg |
| 1,200 | 3.3kg | 9.8kg | 6.6kg | 5.9kg | 4kg |
| 900 | 2.5kg | 7kg | 5.4kg | 5.2kg | 3.1kg |
| 600 | 1.8kg | 5.2kg | 4kg | 4.9kg | 2.3kg |
支柱:3,800mm 13.9kg・2,850mm 11kg・1,900mm 7.1kg・950mm 3.9kg・475mm 2.3kg。 アルファパイプジャッキ HE2-6:2.6kg。 出典: 平和技研 ビルダーアルファ(製品情報)
A型 ヘイワビルダー(平和技研)
| 長さ | 手すり(布材) | 踏板 500幅 | 踏板 400幅 | 踏板 250幅 | 先行手すり | 幅木 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1,800 | 4.7kg | 15.1kg | 14.4kg | 10.6kg | 7.6kg | 5.7kg |
| 1,500 | 4kg | 13.1kg | 12.3kg | 8.8kg | 6.5kg | 4.9kg |
| 1,200 | 3.2kg | 10.9kg | 10.1kg | 7.3kg | 5.8kg | 4kg |
| 900 | 2.5kg | 8.4kg | 8kg | 5.8kg | 5.2kg | 3.1kg |
| 600 | 1.8kg | 5.9kg | 5.7kg | 4.4kg | 4.6kg | 2.3kg |
支柱:3,600mm 13.8kg・2,700mm 10.4kg・1,800mm 7.1kg・900mm 3.9kg・450mm 2.2kg。 パイプジャッキ HE-6:2.8kg。 出典: 平和技研 ヘイワビルダー(製品情報)
A型 シンワキャッチャーA(信和)
| 長さ | 手すり(布材) | 踏板 500幅 | 踏板 400幅 | 踏板 250幅 | 先行手すり | 幅木 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1,800 | 4.3kg | 15.2kg | 13.8kg | 9.7kg | 7.3kg | — |
| 1,500 | 3.8kg | — | 11.7kg | 7.3kg | 6.5kg | — |
| 1,200 | 3kg | 12.2kg | 10kg | 6.8kg | 5.7kg | — |
| 900 | 2.4kg | 9.1kg | 7.5kg | 5.5kg | 4.9kg | — |
| 600 | 1.7kg | 6.7kg | 5.5kg | 4kg | 4.3kg | — |
支柱:3,600mm 13.1kg・2,700mm 10kg・1,800mm 6.8kg・900mm 3.6kg・450mm 2kg。 ジャッキベース SE-6:2.7kg。 出典: 信和 総合カタログ(英語版)・ 信和 踏板500幅 SD-50・ 信和 先行手すり SXⅡ
「—」は、メーカーの資料に公開値が見つからないものです(数だけ出して、重さの合計には入れません)。
計算結果を使うときの注意
- 計算結果は概算です。足場の計画・組立図・強度や風荷重の計算の代わりにはなりません。発注・積み込みの前に、現場で確かめてください。
- 角(出隅・入隅・直角でない角)の区画の組み方や、切妻の妻側の三角の部分、下屋のまわり(妻側・屋根の上)の組み方は、足場屋さんの組み方によって部材が変わります。
- 幅1m以上の場所は、原則として本足場にします(2024年4月の改正。労働安全衛生規則 第561条の2)。一側足場の高さは原則6m以下です。
- 高さ10m以上の足場で、組立から解体まで60日以上なら、工事開始の30日前までに労働基準監督署への計画の届出が必要です(労働安全衛生法 第88条)。
- 壁つなぎは、法令の上限の間隔で置いたときの最少の目安です。メッシュシートを張るときは、風荷重を計算して補強してください。
- 最大積載荷重は計算していません。現場で決めて、見やすい場所に表示してください。
よくある質問
くさび式足場のA型とB型は何が違いますか?
A型は支柱のコマ(緊結部)の間隔が450mmで1層1,800mm、B型(ビケ足場など)はコマの間隔が475mmで1層1,900mmです。部材の互換はありません。このツールでは、A型はヘイワビルダー・シンワキャッチャーA、B型はビケ足場・ビルダーアルファを選べます。
足場の部材の数はどうやって数えますか?
支柱・ジャッキ・腕木(ブラケット)は「支柱の位置」の数で、踏板・手すり・中桟・斜材・幅木は「スパン×作業床の段」の数で数えます。本足場は内側と外側の支柱が建物を囲む輪になり、出隅では外側に支柱が3本・内側に1本立ちます。このツールは角の区画(梁間×梁間)を二重に数えないように数えます。
架面積(足場の面積)はどうやって出しますか?
数え方は会社や元請によって違います。国交省の公共建築数量積算基準では、足場の中心を外壁から1.0mの位置とみなし、水平の長さ×高さで出します(直角の建物なら外周+8m)。このツールでは、国交省の数え方・足場の外側の線・自社の数え方(外周+○m、高さ+○m)から選べ、計算式も表示します。
どんな形の建物を計算できますか?
長方形・L字・コの字・凸型(T字)・クランク・台形・隅切り(角が斜め)から、形の絵を見て選べます。L字・コの字などは、欠けている角や開いている側も選べます。図の番号の面の長さを入れると、残りの面は自動で出します。台形・隅切りの斜めの角は、内側の角の支柱を共有し、外側の支柱の間を手すりでつないで数えます。
下屋がある建物も計算できますか?
できます。下屋(1階だけの屋根)がある面を選び、その面の外壁から2階の外壁までの長さ(下屋の出)と、下屋の軒の高さ・勾配を入れます。下屋の面の足場は下屋の高さまで(作業床はほかの面と同じ高さにそろえます)、下屋の横の面(妻側)は2階の軒の高さまで立ち上げ、下屋の奥の2階の外壁は、下屋の屋根の上に組む足場として別に数えます(下屋の出が狭ければ一側足場)。下屋の出が小さいときは「地上から2階まで組む」も選べます。
屋根の形が分からないときは?
屋根の形は、寄棟・切妻・片流れ・陸屋根・入母屋・方形の絵から選べます。陸屋根・入母屋・方形は、どの面も軒の高さが同じなので、足場の数え方は寄棟と同じです。
現場で寸法を書き込む用紙はありますか?
建物の形ごとの「現場記入シート(PDF)」を、登録なしでダウンロードできます(計算の回数には数えません)。図の番号の面の長さ・軒の高さ・軒の出・屋根の形と勾配・下屋・面ごとの足場を書く欄があります。シートのQRコードから、その形を選んだ状態のツールを開けます。
足場材の重さとトラックの台数は?
部材の数に、メーカーが公開している1本・1枚あたりの重さを掛けて合計します。所有トラックの最大積載量(車検証の値)と台数を入れると、2t車1台+3t車1台のような組み合わせで、1回で運べる組み合わせを台数が少ない順に出します。
手すりの段数や幅木は選べますか?
選べます。外側の手すりは1段・2段(手すり+中桟)・先行手すり、内側の手すりはなし・1段・2段、軒の上の手すりはなし・1段・2段から選べます。幅木は鋼製・木製・なしから選べ、木製の幅木は公開値が無いため、1mあたりの重さを入れると重さの合計に入ります。
一側足場も計算できますか?
面ごとに「本足場」「一側」「掛けない」を選べます。一側足場は支柱が1列で、ブラケットに踏板を1枚敷く形で数えます。幅1m以上の場所は原則として本足場(2024年4月の改正)で、一側足場の高さは原則6m以下です。
1日に何回使えますか?
登録なしでは1日3回、SITE BOARD を本登録(ご契約)いただいている会社のアカウント(作業員アカウントを含む)は1日10回まで計算できます。無料期間中の会社のアカウントは、登録なしと同じ1日3回です。同じ日に、建物の寸法を変えずに足場の条件だけ変えて計算し直すのは、最初の1回に含みます。図面・写真の読み取りは、計算とは別に、本登録の会社のアカウントで1日5回です。
図面から寸法を読み取れますか?
SITE BOARD を本登録(ご契約)いただいている会社の方は、建物の平面図・立面図・写真・手書きのメモ(写真・PDF)をアップロードすると、AIが外壁の寸法・軒の高さ・軒の出・屋根の形と勾配を読み取って入力欄に入れます。読めなかった寸法は推測で埋めずに赤枠で残します。
計算結果を積算・見積りに使えますか?
SITE BOARD の会員は、結果を会社の結果として保存し、積算に取り込めます。架け払い(㎡)・メッシュシート・階段・運搬の明細と数量の出し方が入り、希望すれば部材ごとの行も入ります。単価を入れれば見積書まで作れます。