目次
- 結論:最新の全建統一様式は全国建設業協会の公開版と元請の指定で決まる
- 全建のホームページから最新版をダウンロードする手順
- 迷ったら元請の担当者に2点だけ聞く
- 元請の「最新で出して」は何を指しているか
- Aのときにやってはいけない直し方
- Bのときに見直す順番
- 手元の全建統一様式が最新か見分けるチェック項目
- 監理技術者補佐と特定専門工事の欄
- 事業者IDと現場IDの欄
- 作業員名簿の保険3つと退職金共済の欄
- 許可2行・FAX・権限及び意見申出方法の欄
- 全建統一様式の最新版へ移し替える手順と提出前の確認
- 新しいファイルへ移す5つの手順
- 出す前の指さし確認
- 次の現場で迷わないための元請ごとのメモ
- 全建統一様式の転記を減らすならSITE BOARDの安全書類の画面
- 明日の朝、事務所でできること
前任者から引き継いだExcelで作業員名簿を出したら、元請から「全建統一様式の最新版で出し直してください」と戻ってきた。日中は電話と請求に追われ、どこを直せばよいのか分からないまま、夜にファイルを開いている。そんな方に向けて、手元の様式が古いかの見分け方と、全建統一様式の最新版の入手先をまとめました。増えた欄の埋め方も順に書いています。次の提出を一度で通すための手順として使ってください。
結論:最新の全建統一様式は全国建設業協会の公開版と元請の指定で決まる
前任者のExcelは、何年も前に誰かがダウンロードしたものかもしれません。古い版と新しい版は見た目がほとんど同じです。そのため、欄が足りないことに気づきにくくなります。セルを1つずつ見比べる前に、結論を書いておきます。
全建統一様式の最新版は、一般社団法人 全国建設業協会(全建)がホームページで配っている様式ファイルです。 現場では「全建様式」と短く呼ばれることもあります。ただし、元請が独自の様式や、安全書類を電子で出す仕組みを指定しているなら、そちらが優先です。全建の最新版で作っても、元請の指定と違えば受け取ってもらえません。
どの様式を使うかは、次の順番で判断すると整理しやすくなります。
| 状況 | 使う様式 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 元請が自社の様式ファイルを渡してきた | 元請から届いた様式 | 届いたファイルをそのまま使う |
| 元請が安全書類の電子提出の仕組みを使っている | その仕組みで指定された形 | 元請からの案内文・ログインの案内を見る |
| 元請から特に指定がない | 全建の公開ファイル | 全建のホームページから入手する |
| 手元に前任者のExcelしかない | まだ使わない | 下のチェック項目で新旧を確かめる |
全建のホームページから最新版をダウンロードする手順
元請の指定がなければ、全建の公開ファイルを入手し直します。手順は次のとおりです。
- 全国建設業協会のホームページ(https://www.zenken-net.or.jp/)を開きます。
- サイトの中から「全建統一様式」の案内を探します。ページの場所は改訂のときに変わることがあります。見つからなければ、検索窓に「全国建設業協会 全建統一様式」と入れるとたどり着きやすくなります。
- 必要な様式のファイルをダウンロードします。Excelの形式が用意されていれば、Excelを選ぶと入力しやすくなります。
- 記入要領や記載例が一緒に公開されていれば、それも保存します。欄の書き方で迷ったときの答えは、たいていそこに書かれています。
- 保存先のフォルダ名に入手した月を入れます(例:「全建統一様式_○年○月入手」)。前任者のファイルは「旧様式」という別のフォルダに移します。
5番目は地味ですが、効き目があります。古いファイルが同じフォルダに残っていると、忙しい夕方に間違えて開きやすいからです。前任者が「名簿_最新.xlsx」のような名前を付けていると、どれが本当に新しいのか分からなくなります。入手した月をフォルダ名に入れておけば、半年後に見ても判断できます。
ダウンロードするときは、様式番号でファイルを探すと迷いません。よく使う書類の番号は次のとおりです。
| 書類 | 様式番号 |
|---|---|
| 作業員名簿 | 全建統一様式第5号 |
| 施工体制台帳 | 全建統一様式第3号 |
| 再下請負通知書 | 全建統一様式第1号-甲 |
| 下請負業者編成表 | 全建統一様式第1号-乙 |
| 工事安全衛生計画書 | 全建統一様式第6号 |
| 新規入場時等教育実施報告書 | 全建統一様式第7号 |
| 持込機械等使用届 | 全建統一様式第9号 |
| 新規入場者調査票 | 全建統一参考様式第4号 |
11種類それぞれの役割と、出す順番は安全書類の一覧|全建統一様式11種類と提出までの順番にまとめています。どの書類まで出せばよいか分からないときは、あわせて見てください。
迷ったら元請の担当者に2点だけ聞く
いちばん早いのは、書類を戻してきた元請の担当者に直接聞くことです。聞くのは次の2点だけです。
- どの版のファイルを使えばよいか
- そのファイルを送ってもらえるか
電話なら、たとえば次のように聞けます。
「○○様邸の安全書類の件でお電話しました。作業員名簿を出し直します。使う様式は、全建のホームページにある最新版でよろしいでしょうか。御社で使っているファイルがあれば、メールで送っていただけますか。」
メールで聞くなら、次のような文面で足ります。
件名:○○様邸 安全書類の様式について 作業員名簿を差し戻していただき、ありがとうございます。出し直しの前に2点確認させてください。
- 使用する様式は、全国建設業協会で公開されている最新版でよろしいでしょうか。
- 御社で指定のファイルがあれば、お送りいただけますでしょうか。 あわせて、足りなかった欄を教えていただけると助かります。
最後の1行は、できれば入れてください。足りないのが「欄そのもの」なのか「書き方」なのかで、直し方が変わるからです。この切り分けは次の章で説明します。
先に聞いたほうが早い理由は、もう1つあります。自分で探した最新版が、元請の使っている版と違う場合があるのです。たとえば元請が、全建の様式に自社用の欄を足して使っていることがあります。そこへ自分で入手したファイルで出すと、2回目の差し戻しになります。電話1本で、その回り道を避けられます。
元請が電子提出の仕組みを使っている場合は、ログイン先と入力の締め切りも一緒に確かめます。Excelで作り直しても、元請の指定する画面に登録しなければ提出したことにならない場合があります。
ここから先は、戻された理由を切り分け、手元のファイルが古いかを確かめる順に進めます。読み終えるころには、古いかどうかを自分で判断できます。そのうえで最新版に入れ替え、増えた欄を埋めて、一度で出せる状態になります。
元請の「最新で出して」は何を指しているか
元請の担当者は、差し戻しの理由を細かく書かないことがあります。「最新の様式で出してください」の一言にまとめて返すことも珍しくありません。ただ、その一言の中身は大きく2種類に分かれます。
| 種類 | よくある例 | 直し方 |
|---|---|---|
| A:欄そのものが足りない | 作業員名簿に雇用保険の欄がない/施工体制台帳に事業者IDの欄がない | 全建の公開ファイルに入れ替えて、中身を移す |
| B:欄はあるが、中身が足りない | 雇用保険の欄が空/事業者IDの欄が空/書き方が記入要領と違う | 今のファイルのまま、空欄と書き方を直す |
差し戻しの多くは、Aの「欄が足りない」が原因になりやすいです。前任者が何年か前に入手したファイルを使い続けていると、その後に増えた欄がありません。建設業法の改正などに合わせて、全建統一様式は何度か改訂されています。改訂のたびにファイルを入れ替えていなければ、どこかで欄が足りなくなります。
一方で、Bの場合も「最新で」と言われることがあります。欄はあるのに空欄が多いと、元請の担当者には古い様式に見えるからです。たとえば次のような書き方は、Bの差し戻しにつながりやすくなります。
- 雇用保険の欄に何も書いていない
- 年金保険の欄に「加入」とだけ書いていて、名称を書いていない
- 事業者IDの欄があるのに空になっている
- 現場代理人の「権限及び意見申出方法」が空になっている
AとBのどちらかを確かめずに直し始めると、作業が空回りします。Bなのにファイルを入れ替えると、全部を打ち直したのに空欄は空欄のままです。もう一度戻されて、その日の夜がまた埋まります。反対にAなのに空欄だけ埋めても、欄がないものは直せません。
どちらの理由かを元請に確かめてから直すと、作り直しは1回で済みます。 前の章のメールの最後の1行は、このためのものです。電話なら「足りないのは欄そのものですか、それとも書き方ですか」と聞けば通じます。元請の担当者が赤字を入れた紙やPDFを持っていれば、それを送ってもらうのがいちばん確実です。
Aのときにやってはいけない直し方
欄が足りないと分かったとき、古いファイルに行を挿入して欄を足したくなるかもしれません。これは避けてください。理由は2つあります。
1つ目は、印刷が崩れることです。様式は1枚に収まるように行の高さや列の幅が決まっています。行を足すと2枚目にはみ出したり、文字が切れたりします。
2つ目は、元請が確認する位置とずれることです。元請はたくさんの協力会社から書類を受け取ります。同じ様式なら同じ位置を見れば済むので、位置のずれた書類は確認に手間がかかります。結果として、また「最新で」と戻される原因になります。
Aのときは、全建の公開ファイル(または元請から届いたファイル)を新しく開きます。そこへ、古いファイルの中身を1つずつ移してください。セルごと貼り付けると書式まで持ち込むことがあります。文字だけを貼り付けるか、打ち直すほうが安全です。
Bのときに見直す順番
Bのときは、空欄を上から順に埋めていきます。ただし、全部の空欄を埋めればよいわけではありません。自社の立場によっては、書かなくてよい欄もあるからです。迷ったら次の順で判断します。
- 記入要領に書き方が決められている欄は、その書き方に合わせる
- 自社が下請で、元請の情報が入る欄は、元請に聞いてから書く
- 自社に当てはまらない欄は、記入要領で空欄でよいかを確かめる
- それでも分からない欄は、元請の担当者に「この欄は空欄でよいですか」と聞く

手元の全建統一様式が最新か見分けるチェック項目
元請に聞く前に自分で確かめたいときは、前任者のExcelを開いて、次の欄があるかを見ます。全部の書類を細かく読む必要はありません。改訂で増えた欄を中心に見れば、新旧の見当はつきます。
| 確かめる書類 | 確かめる欄 | 欄の意味 |
|---|---|---|
| 施工体制台帳・再下請負通知書 | 監理技術者補佐/特定専門工事の該当 | 法改正で増えた技術者の制度に関わる欄 |
| 各書類の会社名・事業所名 | 事業者ID/現場ID | 建設キャリアアップシステムの番号を書く欄 |
| 作業員名簿 | 健康保険・年金保険・雇用保険/退職金共済 | 作業員1人ずつの加入状況を書く欄 |
| 施工体制台帳など | 許可2行/FAX/権限及び意見申出方法 | 会社と責任者の情報を書く欄 |
監理技術者補佐と特定専門工事の欄
施工体制台帳と再下請負通知書の技術者の欄に、「監理技術者補佐」と「特定専門工事の該当」があるかを見ます。
監理技術者補佐は、元請の監理技術者が現場を兼ねるときに置く技術者です。自社が下請なら、書かないことが多い欄です。それでも、欄があるかどうかで版の新旧を見分けられます。
特定専門工事は、鉄筋工事と型枠工事が対象です。主任技術者の置き方に関わる欄なので、対象の工種でなければ記入要領に沿って「該当しない」側の書き方にします。屋根工事や内装工事の会社なら、ふだんは該当しない側になります。
この2つの欄がまったく見当たらなければ、かなり前のファイルだと考えてよいです。
事業者IDと現場IDの欄
会社名の欄のそばに建設キャリアアップシステムの「事業者ID」を書く欄があるかを見ます。建設キャリアアップシステムは、技能者の資格や現場での就業の記録を登録する仕組みです。会社として登録すると、事業者IDという番号が付きます。
あわせて、事業所名(現場名)の欄のそばに「現場ID」を書く欄があるかも見ます。現場IDは、元請が建設キャリアアップシステムに現場を登録したときに付く番号です。下請の側では分からないので、元請に聞いて書きます。
つまずきやすいのは、自社がまだ事業者登録をしていない場合です。このときの扱いは元請によって違うことがあります。空欄でよいか、元請の担当者に一言確かめてください。制度の内容そのものは、建設キャリアアップシステムの公式サイトで確かめられます。
施工体制台帳の欄の埋め方は、次の記事で順番に説明しています。
施工体制台帳の書き方と添付書類|全建統一様式第3号を埋める順番
施工体制台帳の書き方を、全建統一様式第3号を5つのかたまりに分けて説明します。元請の会社情報から工事情報、技術者、保険、一次下請の欄まで、どの書類を見て埋めるかを順番に整理しました。添付書類の一覧と、差し戻されやすい記入例の誤りもまとめています。
記事を読む
作業員名簿の保険3つと退職金共済の欄
作業員名簿(全建統一様式第5号)では、作業員1人ずつに次の欄があるかを見ます。
- 健康保険の欄
- 年金保険の欄
- 雇用保険の欄
- 退職金共済制度の欄(建退共・中退共など)
欄があっても、いちばん差し戻されやすいのが雇用保険の欄です。書き方は作業員の状況によって変わります。全建の記入要領では、次のような書き分けが示されています。
| 作業員の状況 | 雇用保険の欄の書き方の例 |
|---|---|
| 雇用保険に入っている社員 | 被保険者番号の下4桁 |
| 日雇労働被保険者 | 「日雇保険」と書き、被保険者番号の下4桁 |
| 社長本人など事業主 | 「事業主」 |
| そのほか適用されない人 | 「適用除外」 |
言葉の細かい違いは、版によって変わる場合があります。最後は、入手した最新版の記入要領で確かめてください。
被保険者番号は、ハローワークが発行する雇用保険被保険者証に書かれています。社員の被保険者証の写しは、事務所で保管していることが多いはずです。手元になければ、本人に写真を送ってもらうと早く集まります。
健康保険と年金保険の欄も、「加入」「有」とだけ書くと戻されることがあります。記入要領では、加入している保険の名称を書く形になっています。健康保険なら「協会けんぽ」「健康保険組合」「建設国保」「国民健康保険」、年金なら「厚生年金」「国民年金」のような書き方です。年金を受け取っている高齢の作業員には、別の書き方が示されている場合もあります。ここも記入要領に合わせてください。
退職金共済の欄は、会社が加入している制度を書きます。建退共・中退共・その他・無のどれに当たるかを、事務所で先に確かめておきます。現場ごとに変わるものではないので、一度調べれば次からはそのまま使えます。
作業員名簿の欄を1つずつ埋める記入例は、次の記事にまとめています。
作業員名簿の書き方と記入例|全建統一様式第5号を欄ごとに解説
作業員名簿の書き方を、全建統一様式第5号の欄ごとに記入例つきで解説します。健康保険・年金・雇用保険の書き分け、一人親方や高齢者の書き方、保険番号や技能者ID、※印の付け方まで分かり、元請からの差し戻しを減らせます。
記事を読む
許可2行・FAX・権限及び意見申出方法の欄
最後に、会社と責任者の情報の欄を見ます。
- 建設業の許可が2行書けるか。 屋根工事と板金工事のように、許可業種が2つある会社は2行目に書きます。1行しかないファイルは古い版の可能性があります。
- FAXの欄があるか。 電話番号の隣にFAX番号を書く欄があるかを見ます。
- 「権限及び意見申出方法」の欄があるか。 現場代理人や監督員の名前の近くにあります。中身は、ふつうは「契約書記載のとおり」と書きます。
全建統一様式の最新版へ移し替える手順と提出前の確認
ここまでの欄が1つでも欠けていれば、手元のファイルは古い版の可能性が高いです。全建の公開ファイルを入手して、画面に2つ並べて見比べてください。Excelなら、2つのファイルを開いて左右に並べると、増えた欄が目で追えます。
新しいファイルへ移す5つの手順
見比べたら、次の順で新しいファイルに移します。
- 新しいファイルを「工事名_様式名」の名前で保存する(例:「○○様邸_作業員名簿」)
- 工事名・現場名・会社名など、古いファイルにもある欄を移す
- 新しく増えた欄(事業者ID・保険の名称・雇用保険の下4桁など)を埋める
- 元請に聞かないと分からない欄(現場IDなど)に印を付け、まとめて1回で聞く
- 印刷プレビューで、1枚に収まっているかを見る
4番目のように、聞くことをまとめておくと元請への連絡が1回で済みます。現場IDを聞いた翌日に、所長名を聞き直す……という往復が減ります。
出す前の指さし確認
出す前には、次の項目を指さしで確かめると、差し戻しが減ります。
- 空欄が残っている欄は、空欄でよい理由が言えるか
- 雇用保険の欄に、下4桁か決められた言葉が入っているか
- 健康保険・年金保険の欄に、保険の名称が入っているか
- 事業者ID・現場IDは、番号を写し間違えていないか
- 提出日が入っているか
次の現場で迷わないための元請ごとのメモ
一度入れ替えても、取引先が増えると「どの元請がどの様式か」がまた分からなくなります。そこで、元請ごとに使う様式を1枚のメモに残しておくと、次の現場の立ち上がりが早くなります。書いておく項目は次の4つで足ります。
| 元請名 | 使う様式 | 出し方 | 確かめた月 |
|---|---|---|---|
| A建設 | 全建統一様式の最新版 | メールでPDF | ○年○月 |
| B工務店 | 元請から届いた独自様式 | 紙で現場に持参 | ○年○月 |
| C建設 | 電子提出の仕組み | 指定の画面に登録 | ○年○月 |
「確かめた月」の列が大事です。半年や1年たっていれば、新しい現場の初回の打合せで「様式は前と同じでよいですか」と一言聞くきっかけになります。差し戻されてから慌てるより、最初の一言のほうが手間はずっと小さく済みます。
全建統一様式の転記を減らすならSITE BOARDの安全書類の画面
毎回、全建のファイルを探して転記する作業が負担なら、SITE BOARD(サイトボード)の安全書類の画面も選択肢になります。サイドバー「書類管理」>「安全書類」を開くと、上に「共通項目」のカード、その下に書類ごとのタブが並んだ画面が出ます。

この画面では、上の共通項目に工事の情報・自社の情報・下請会社を1回入れます。それだけで、作業員名簿や施工体制台帳など11種類の書類が、タブごとに出せます。どの書類も、配られている様式ファイルそのものに流し込む作りです。SITE BOARD が独自に作った様式ではないので、そのまま元請に出せます。
このページで挙げたチェック項目の欄も、共通項目でほぼ全部入れられます。FAX・事業者ID・許可2件・監督員・権限及び意見申出方法・監理技術者補佐・退職金共済などです。自社の許可や保険の加入状況を自社情報に登録しておけば、新しい現場を作るときに最初から入ります。前に作った現場でも、「自社情報から取り込む」ボタンで入れ直せます。
下請会社の情報は、協力会社マスタの「安全書類の情報」に登録しておけます。建設業の許可(2つ目まで)、健康保険・厚生年金保険・雇用保険の加入状況、営業所の名称、退職金共済制度、雇用管理責任者名の欄があります。

共通項目の「下請会社」で協力会社を選ぶと、会社の情報・許可・保険・退職金共済がまとめて入ります。作業員名簿のタブでは、現場に入る作業員にチェックを付けます。氏名・資格・保険などは作業員マスタから入るので、現場ごとに打ち直す必要がありません。
施工体制台帳は、会社名の欄に事業者ID、事業所名の欄に現場IDが入る新しい様式に差し替えています。現場IDは、作業員名簿のタブで入れたものが一緒に印字されます。

出力は、各タブの「○○ を出力」の枠からPDF・Excel・メールで行います。Excelのダウンロードは本登録(ご契約)後に使えます。無料期間中は、PDFの表示・ダウンロード・メール添付が使えます。まずPDFで仕上がりを確かめたい場合は、無料で使い始めるページから始められます。
なお、元請が独自の様式や電子提出の仕組みを指定している場合は、その指定に合わせてください。最初の章で書いたとおり、元請の指定が全建の公開版より優先です。
明日の朝、事務所でできること
明日の朝、事務所でできることを順に挙げておきます。
- 書類を戻した元請の担当者に、使う版とファイルの送付、足りなかった欄の3つを電話かメールで聞く
- 指定がなければ、全建のホームページから全建統一様式の最新版を入手し、入手した月の名前を付けたフォルダに保存する
- 前任者のExcelを開き、このページのチェック項目で欄があるかを見る
- 現場の作業員に、雇用保険被保険者証の写しを頼んでおく
- 新しいファイルに移して、提出前の指さし確認をしてから出す
1つ目の連絡は、朝の電話が落ち着いた時間に5分あればできます。そこで元請の答えをもらえれば、夕方には迷わず作り直しに入れます。